アメリカの書店にて2016

2016/06/20

サンフランシスコに来たので、再びライトノベルやヤングアダルト小説の書店調査をやってみましたが、、、どうも街中の大型書店は片端から閉店してしまった模様です。個性的な書店は幾つも健在なんです。例えば、ビート文学の拠点になったCity Lights Bookstoreは今も健在で、本棚や飾ってある写真を眺めているのが本当に楽しくなる本屋ですが、ヤングアダルトの書棚はありませんでした。

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ビートの次に栄えたヒッピーの拠点になったヘイト・アシュベリー地区にも書棚が楽しい本屋がありましたが、グラフィックノベルは扱っていてもヤングアダルト小説の棚がない。

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やはり、ある程度の大型書店にならないとヤングアダルトの棚は設置されないのでしょうね。それがヤングアダルトの現状の位置というか市場規模なのではないかと思います。そして、そのような大型書店はどんどん潰れていき、サンフランシスコはその潮流の最先端を行っているということなのでしょう。

気をとりなおして、ジャパン・タウンの紀伊国屋書店に行きましたら、、、

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さすがにアメリカ西海岸における日本文化発信の拠点、日本語マンガがずらりと並び、アメリカのギーク(おたく)共が買い漁っています。そして日本語のライトノベルの棚もちゃんとあるのですが、英語で喋りながら、それらを抜き取ってはパラパラめくっているアメリカ人ギークたちの姿には、感慨深いものがありました。

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さて、「新着英語版ライトノベル」という棚もあったので、じっくり見ましたが、、、

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アメリカの学校はこの時期に夏休みに突入ということもあってか「夏の読書 メンバー20%割引」なんて紙まで貼ってありました。昔の日本の学生さんたちは夏休みに難しい本を読んだもんなんですが、、、

並んでいる本は、すでに一連の投稿でご報告したものばかりでしたが、ちょっとそこから外れたものもチラホラ。一つは菊地秀行が結構人気です。菊池に関しては、すでにVizメディアから”Another”が出ているのですが、『バンパイア・ハンターD』などのシリーズがDark Horse Booksというレーベルから出ていて、それがズラリと並んでいます。この5月に第23巻まで出ているらしく、成功したと言えそうです。

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このほかにも田中芳樹の『銀河英雄伝』があるし、VizのHaikasoruレーベルからも幾つか並んでいました。

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それも、『ハルヒ』と『デュララ!』の間に神林長平の本が並んでいたりするのです。IMG_9054

日本人の我々は、菊池秀行やHaikasoruから出ているSFやファンタジーをライトノベルには通常含めません。でも、アメリカ人読者はイラストの有無に関わらず、こういった小説をライトノベルとひとくくりにする傾向はあるみたいです。

また、Verticalという出版社が西尾維新の『傷物語』を出していました。DelReiで戯言シリーズを出して失敗した講談社は、新しい出版社でやり直しということなのでしょうか。

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もうひとつ驚いたのが、ライトノベルから撤退したと思われていたSeven Sees社が、『不思議の国のアリス』と『オズの魔法使い』をライトノベル化して出版していたことです!つまり、不思議の国のアリスのテキストをそのまま使って、アニメ・マンガ風表紙とイラストをつけた出版。日本からコンテンツを輸入するのを止めて、スタイルだけをもってきて英語の古典テキストをはめ込んだという本。

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実を言うと、マンガや小説は模倣が比較的簡単なので、コンテンツ輸入がある程度進むうちに、輸出先の自国産コンテンツがそれに取って代わるという事態もあり得るのではないかと思っていました。大塚英志などはかつて『「ジャパニメーション」はなぜ敗れるか』で、まさにそういう説を展開したことがあります。手描きアニメについては、アニメーターの集団としての技術とそれを育む文化の膨大な蓄積がものをいう世界なので、模倣の障壁はかなり高いと私は思っています。ですから、私は大塚の意見には全面的には与しません。しかし、ディズニーアニメのキャラクター造形が日本アニメに似てきたこと(キャラクターの目や瞳が昔に比べてかなり大きくなっています)や、宮崎アニメの影響が随所に見られるようになってきたことは、よく指摘されていることです。マンガ(アメリカ流に言えばグラフィック・ノベル)の場合は、相変わらず日本マンガの絵柄は広まりませんが、コマ割りの展開などは日本マンガに似せたものが出回るようになりました。言って見れば、日本からの輸入コンテンツが現地化したというか、消化されてきているのです。

それらに比べ、小説(テキスト)の模倣はかなり簡単です。現地化はそれほど困難とも思えません。何しろ、アメリカにはヤングアダルト小説というマーケットと作品群と作家たちがどんと控えているからです。彼らが、いったん「これはウケる」と確信しさえすれば、日本のライトノベルっぽい作品はあっという間にアメリカナイズされるのではないでしょうか。

ところが、今回のSevenSees社の戦略は、テキストの現地化などというまどろっこしいこともやめて、テキストを古典から引っ張ってライトノベルっぽく仕立てるという強引なもの。成功するような気はしませんけれど、コンテンツの輸出入という観点から、面白い事例だと思います。

(報告太田)


タイの書店にて(3)

2016/05/23

前回紹介した、バンコクの大手書店ですが、マンガはあまり見かけませんでした。マンガ本と活字の本の間には、敷居みたいなものがあるのかもしれません。そのマンガですが、道端の露天商ではよく見かけました。一冊50バーツですから、日本円にして150円くらい。

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これが、ライトノベルになると169バーツであったりしますから、一気に3倍になります。マンガより小説の方が価格がかなり高いというのは、ライトノベルの流通を考える上では考慮に入れておくべき背景だと思います。

東南アジアの国々は日本のコンビニが浸透していますが、中に入ってみるとバンコクでも地方都市でも少女小説をよく見かけました。写真のように、女性向けロマンス小説と「ライトノベルっぽい少女小説」が必ず置いてあります。しかし、ここで翻訳日本マンガを見たことはありません。タイの一般書籍の流通と、翻訳マンガの流通の違いについてはどこかで考えておくべき問題のように思えました。

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なお、その少女小説の横に、お坊さんマンガがよく並んでいたのは、仏教国家タイならではの風景かもしれません。

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(報告:太田)

この記事は、JSPS科学研究費補助金(挑戦的萌芽研究・15K12848「現代日本におけるメディア横断型コンテンツ
に関する発信および受容についての研究」/研究期間:平成27~29年度)の助成を受けた活動に基づいて執筆されています。


タイの書店にて(2)

2016/05/19
前回はアニメイトのバンコク店という、かなり濃い店の紹介をした訳ですが一般書店ではどうなっているのか。同じ地区の中のショッピングセンターには、幾つかの大型書店があるので、それらを訪ねました。
前回のフィリピンや多くの東南アジアの国とは異なり、タイは植民地化されたことがなく、近・現代を通じて王国が維持されたために言語もほぼ統一され、言語構成は比較的単純で書店の本はほぼタイ語です。(独自の言語を話す少数民族も残っていますけれど。)
B2Sという大手書店に入って、ティーン向けの棚に向かってみると、、少女小説が目立ちますねえ。
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翻訳ライトノベルの話は少し置いておいて、これらの少女小説を見ていると、フィリピン同様に大変にラノベっぽい。
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アニメ・マンガ風の表紙、カラーイラストページ、会話文の多さ、そういう観点からなんですが、なんとBLばかり集まった棚まであって平積みもいっぱい!
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この物量は一種壮観ですし、しかも店の中でもかなり目立つ位置にあります。タイの性規範が他国に比べて緩いということはよく言われる話ですが、それがこんな形でも現れているんだと、妙な感心をしてしまいました。
さて、少女小説をひとまず置いて、ティーン向け書籍を探査しているとライトノベルはやはり大量にありました。各レーベルが並んでいます。
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ここで、今回購入したライトノベルを上げておきますと、、、
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左上から右下にかけて、『僕は友達が少ない』『這いよれ!ニャル子さん』『Fate/Zero』『イリヤの空、UFOの夏』。日本で手に入りにくいレーベル(Luck)を2冊入れておいたという以外、ほとんど無作為のチョイスなんですが日本でも書店から消えたんじゃないかと思えるような本が、ぽんぽん出てくるのが面白い。
形態的には中台韓の翻訳同様、かなりオリジナルの体裁に近い書籍です。サイズも文庫本のものが主流。日本の文庫本ではもはや消えてしまった、縫込みされた紐の栞がついてます。
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さて、では少女小説と翻訳ライトノベル以外にはどんな書籍があるのか。どうも、タイ語オリジナルのライトノベルっぽい書籍も結構ある模様。たとえば、この”How to be Game Idol”(ゲームアイドルになる方法)という小説。折り込みカラーイラストにしても、会話体の多さにしても表紙から察せられる内容にしても、「いかにも」な感じです。著者名欄からみて、翻訳ではなさそうです。
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ソード・アート・オンライン系のお話なんでしょうか?そこはよく分かりませんけれど、ヴァーチャル・ワールドが舞台なのであれば、確かにタイ語でその種の小説が書かれても何の不思議もありません。いや、学校・学園小説にしたって、タイにも学校がある以上、タイの書き手たちにハンディがあるとも思えません。戦後の日本で、アメリカから入ってきたSFに刺激されて日本のSF作家たちが育ったという話と似たようなことが、タイで起こってもまったく不思議はないのです。
他にも、ファンタジー系小説も一つの分野をなしているのですが、さらに中国っぽい小説が結構あります。具体的に言うと、漢字が表紙に書かれていたり(中身はあくまでもタイ語なんですが)、表紙に古めの中国人が描かれているような本です。これは、少女系恋愛小説っぽいのから、伝奇、武侠と男の子っぽいのまでレンジが広そうです。
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タイには、かなり昔から中国人が住んでいて、現在の華人系タイ人は一割ぐらいだろうと言われていますし、経済や文化の分野ではその数字以上に存在感があるとされています。そういう事情が反映しているのでしょうか。
ともかくも、女の子向け小説にしても男の子向け小説にしても、タイには豊かなマーケットがもともとあって、そこにライトノベルであるとか、BL小説だとかが上手く根付いているんじゃないか。そんな気がしたことは確かです。あくまでも、私の主観的な感想の範囲ですが、、、
最後に、B2Sでの(おそらく)女の子向け小説のベストテンは以下のようなものらしいです。
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(報告:太田)

『ライトノベル・フロントライン2』発売

2016/05/16

大橋崇行・山中智省編著『ライトノベル・フロントライン2』(青弓社)が刊行されました。

表紙

本誌は2015年10月に創刊され、いまや一大ジャンルへと成長したライトノベルを中心に、関連する様々なメディアの作品を対象とした批評や書評、作家インタビューなどを掲載しています。

第2号の特集では、ライトノベル市場の変化、ウェブ発の作品の拡大、インターネットを介した作家と読者のコミュニケーションの活発化など、今日的なメディア状況を踏まえながら、イチゼロ年代(2010年代)のライトノベルをめぐる動向に迫ります。話題沸騰のテレビアニメ『灰と幻想のグリムガル』の原作者・十文字青へのインタビューをはじめ、ヤマハの歌声合成技術「VOCALOID」を用いた楽曲をイメージして制作される「ボカロ小説」や、近年勢力を増している「ライト文芸」に関する論考、中国・韓国のライトノベル事情のレポートなどを収め、さらにイチゼロ年代の個性豊かな作品もレビューしています。

また、小特集は「児童文学とライトノベルのあいだ」と題して、ライトノベルに接近しつつある児童向けエンターテインメントの現状と、その実態に注目。『ミステリアス・セブンス』の著者・如月かずさへのインタビューや、『西の善き魔女』『RDGレッドデータガール』などで知られる作家・荻原規子、児童文庫、「朝の読書」運動に関する論考から、児童文学の新たな可能性を探ります。

詳細な目次情報はコチラ

ぜひお手に取ってご覧下さい!!

ライトノベル・フロントライン2: 特集 イチゼロ年代のライトノベル ライトノベル・フロントライン2: 特集 イチゼロ年代のライトノベル
大橋 崇行 山中 智省

青弓社 2016-05-16
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【文責:山中】


タイの書店にて(1)

2016/05/14

都合があり、タイに来ています。

タイでのライトノベルについては、ラノベ研の主催者の一人である山中先生が、タイ人留学生をインフォーマントとして調査を続けていて、結構な量の日本のライトノベルが翻訳されていることは分かっているのですが、やはり現地で売られている現場を見ておきたい。バンコクで時間ができたので例によって、書店巡りということになりました。
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実は、この2月にアニメイト・バンコク支店が開店しています。大型ショッピングセンターの立ち並ぶサイアーム地区のマーブンクローン・センターの7階。行ってみると、同じフロアにはメイドカフェまであるではありませんか。アニメイト前には座り込んで何やらやっている一団も。コスプレをしている?
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日本語しか書いていない販促立て看などもあって、日本のダメな文化が着々とタイを侵食中なのは、よく理解できました。
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店内、マンガに並んでライトノベルが棚いっぱいに並んでいました。原語の日本語と、タイ語翻訳のものがそれぞれに別の棚で並んでいます。
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山中先生の踏査によれば十近いレーベルから1000点以上の作品が翻訳されているというのですが、まあ納得できる物量です。そして、ここまであれば、「片っ端から翻訳されている」という感じにはなります。
ということでタイに日本ライトノベルの翻訳が大量にやって来ていることは、アニメイトに来れば大変によく分かります。ただ、「おたく」に特化した店ではなくて、フツーの店ではどうなのか?次回は、そこらあたりを報告してみたいのですが、帰国してからの投稿になるかもしれません。
(報告:太田)

フィリピンの書店にて(2)

2016/03/18

前回の報告の翌日、マニラ中心部からは少し離れたマカティ市の巨大ショッピングモールに向かいました。この市もメトロ・マニラの内部なので、東京に例えれば、杉並区だけど東京23区内みたいなものと思ってください。観光客の度肝を抜くような広大なショッピングモールが延々と続き、フィリピンの中間層がそれだけ多くなったことを伺わせます。

今回、やってきたのは大手チェーンのPower Books。

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やはり、ほとんどが英語の本で、ティーンズのコーナーもアメリカのヤングアダルト小説が並んでいます。特設コーナーに並べられていたのはアメリカのヤングアダルト・ファンタジー小説”Throne of Glass”。

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そこを過ぎると、ようやく出てきました。日本マンガの翻訳本。

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アメリカのViz Media、小学館アジア、講談社などの英訳本が並ぶ中で、Viva Psicom、Studio Studioなどという出版社からも出ています。どうもこれらはフィリピンの出版社らしく、フィリピーノ(タガログ語)翻訳の模様。。
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中でも『ブリーチ』と『進撃の巨人』はこの2作で一棚丸ごと使うぐらいの人気商品ですね。

クールジャパンは、フィリピンにも着実に侵攻しているようですね。Psicom社から出ているアニメ雑誌2種も見つけました。”Otaku Zine”(おたく人?)と”Otaku Asia”(おたくアジア)。後者が隔月刊の雑誌で、前者が別冊のような感じです。これは、英語で書かれています。
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これとは別にアメコミも健闘。やはりフィリピンはアメリカの影響が強いようです。なんといってもアメリカの旧植民地ですし、英語は公用語のひとつだし、大量の出稼ぎ移民がアメリカに渡っていますから。

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このアメコミの中に、ほんの少しだけフィリピンオリジナルのマンガを見つけました。日本のマンガスタイルです。これらも英語で書かれている模様。別の本屋さんでは「マンガの書き方」みたいな英語の本も並んでいたので、日本マンガのファンがせっせと練習して、プロになったんだろうなと想像しています。

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そして、それらの棚から離れて、やはりありました。「フィリピンオリジナルのラノベ」の棚。同種の本が大量に並んでいて、女子中学生たちがキャッキャいいながら本を選んでいました。英語ではなく、フィリピーノ(タガログ語)で書かれており、イラストを含むものと、含まないものがありました。
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この他、本屋を見つければ入っていましたが、フィリピーノで書かれたライトノベル(らしき小説)がジャンルとして成立していることは確かなようです。そして、英語訳の日本マンガが流通し、アニメ雑誌も英語で刊行され、日本のライトノベル翻訳も見当たらないのに、なぜかフィリピーノ(タガログ語)でライトノベル(らしき小説)があるという現象。これは、どう考えれば良いのでしょうか?

なお、別の本屋では「タガログ語のロマンス小説」という棚がありました。これまた女性向け市場です。フィリピンの文字文化は英語を建前としながらも、女性達はそこから外れてフィリピーノ(タガログ語)で読む文化を育んできたということなのでしょうか?平安時代の仮名文学みたいな話になってきましたね。

(報告:太田)(3/19一部修正)


フィリピンの書店にて(1)

2016/03/15

訳あって、フィリピンに来ています。最近はこのブログのおかげで、外国に出ると本屋を探すという習性が付いていますが、今回も本屋を探してみました。

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とりあえず見つけたのは、マニラの中心部のショッピングモールにあったNational Book Store。Teen’sのコーナーに向かうと、、、僅かばかりの日本マンガの英語翻訳と、アメリカのヤングアダルト小説。このブログでこの間紹介したジョン.グリーンの『ペーパー・タウン』もしっかりありますね。ここで、落ち着いてあたりの本を見渡すと、英語の本ばっかり。フィリピンの公用語はフィリピーノ(タガログ語)と英語ですし、大方の人は英語を喋るのですが、それにしてもフィリピーノの本が無さすぎる。

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書店の中を探したところ、僅かなスペースでフィリピーノの本が置いてありました。

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そうしたら、お目当のものを見つけてしまいました!これは、実にライトノベルっぽい。

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旅の先は長いので、あまり買いこめないのですが、目に付いたのを購入して、ホテルに帰ってしげしげと見てみました。

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表紙は完全にラノベ。

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マンガっぽいイラストもついている。

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会話文がとても多いし、

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SNSの文章も入っていて、絵文字も入る、

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大文字の連続や擬声語も入る。、、しかも翻訳では(たぶん)ない。そしてフィリピーノで書かれている。(少しだけ、英語を喋る人物が登場しますが。)そして、これに類した本がどっさりあって、複数レーベルから発売されていました。

つまり、フィリピンにはオリジナルのライトノベル市場が成立している!、、、ような気がするのですが、いかがでしょうか。男の子向けではなくて女の子向けなので、ライトノベルというよりも、日本で言えば「いちご文庫」時代の状況のようにも思えます。

ついでに、マンガも購入してみました。雑誌のようですが、完全に日本マンガのタッチ。やはり、女の子向けでしょう。

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一店舗の調査結果だけでは、結論めいたことを書くのは危険なので、これ以上は書きません。明日、別の大手書店に行く予定ですが、その結果を投稿するのは少し先のことになります。

(報告:太田)


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