【新刊紹介】『少年少女 昭和SF美術館』(平凡社)

先週、『SF挿絵画家の時代』(本の雑誌社)などで知られる大橋博之氏の新刊『少年少女 昭和SF美術館』(平凡社) が刊行されました。「流線形のロケット、奇怪な宇宙生物、高性能ロボット、タイムトラベル……。昭和30~50年代、科学への関心や想像力、夢と冒険心を育んだジュヴナイルSFの世界をオールカラーの書影で紹介」との解説通り、海野十三らの科学冒険小説、盛光社のジュニアSF、朝日ソノラマのサンヤングシリーズなどなど、多数の児童書SFの書影(約350点)が収録されています。

少年少女 昭和SF美術館 少年少女 昭和SF美術館
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本書のうれしいところは、やはりオールカラーで書影が掲載されている点でしょう。モノクロでは分かりにくい、当時の子どもたちを夢中にさせたであろう挿絵や本の雰囲気が伝わって来るようです。そもそも現在では実物にお目にかかる機会が少ない上に(まんだらけやヤフオクでなら何とか…)、これだけの数が一堂に会するのも珍しいですから、それを1冊の本で概観出来るというのはありがたいですね。巻末付録の「戦後児童向けSF全集リスト」や各種コラムも充実しており、大変資料性の高い1冊と言えるでしょう。

なお、まんだらけ中野店では本書の刊行を記念して、3階ショーケースで収録作品の一部を陳列している他、著者サイン本を販売中のようです。

【文責:山中】

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