デカルト『方法序説』(角川ソフィア文庫)

12月22日に角川ソフィア文庫より発売されるデカルト『方法序説』の表紙イラストを、『とある魔術の禁書目録』シリーズ(電撃文庫)のイラストレーターで知られる灰村キヨタカ氏が担当。

角川ソフィア文庫HP:『方法序説』

主にライトベルを読むよ:『方法序説』角川ソフィア文庫版の表紙公開

発売後はライトノベル売り場(特に禁書シリーズの横とか…)にも置かれる気がしますがどうなるでしょうか。

2007年に集英社文庫が発売した小畑健表紙版『人間失格』の大ヒット以降、同社や角川文庫は夏の文庫フェアに合わせ、自社の漫画家を表紙イラストに起用した新装版を発売してきました。
その後の『もしドラ』大ヒットが追い風となったこともあり、今やアニメ・マンガイラストを訴求力とするラノベ的販売手法は恒例化しつつあるように思います。
その意味では今回の『方法序説』も特にもの珍しさはありません。

しかし、これまでは文学作品やビジネス書が話題の中心であったことを考えると、哲学書は新たな販売ジャンルと言えなくもないです…。
(哲学書ではありませんが、今年の角川文庫夏の文庫フェアでニーチェ『若き人々への言葉』が『らき☆すた』の美水かがみ氏イラストで発売)
こうした販売手法による哲学書の「ラノベ化」が今後も継続的に行われるのか否か、ちょっと注目しています。

〈追記〉
新たな販売ジャンルといえば哲学書に限らず、以下のようなものも出版されています。
ラノベ×医学書 ”菌断”のコラボ !!『ぼくのかわいい病原体』-ライトノベルでざっくり学べる感染病原体入門-(中外医学社)

【文責:山中】

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デカルト『方法序説』(角川ソフィア文庫) への1件のフィードバック

  1. […] 先日投稿したデカルト『方法序説』(角川ソフィア文庫)についての記事に続き、哲学書の「ラノベ化」に関する話題をもうひとつ紹介します。 『方法序説』は来月22日に角川ソフィア文庫から発売されますが、実は10月にも同じコンセプトの哲学書が同文庫から発売されていました。 『“文学少女”』シリーズ(ファミ通文庫)のイラストレーターとして知られる竹岡美穂氏が表紙を担当したアラン『幸福論』です。 […]

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