ヨーロッパ日本学会(EAJS)大会報告

現在、エストニアの首都タリンにあるタリン大学で行われているヨーロッパ日本学会(EAJS)大会(13th international conference of the EAJS)が催されています。(2011/08/23-28)

EAJSはヨーロッパの日本学研究者が一堂に会する学会で、歴史学・政治学・社会学・民俗学・宗教学・美術学・文学など幅広い発表が毎日行われ、
そのなかでも、今年は日本のオタク・メディアや「聖地巡礼」についての報告が多く見受けれたとのことで、この大会に参加する本会会員から、
その報告が送られてきましたので、まずは関連発表のタイトルのみ、ご紹介いたします。(正式な大会プログラムはこちら

※【】で囲われた日本語題は正式なものでなく、本記事執筆者が和訳したものです。誤りが含まれるかもしれませんので、参考としてのみお使い下さい。

  • Japanese Popular Culture and Soft Power in East and Southeast
    Asia: Empirical Findings and Theoretical Implications (Nissim
    Kadosh OTMAZGIN, The Hebrew University of Jerusalem)
    【東~東南アジアにおける、日本ポピュラー文化・作品の影響力:経験的発見と理論的な関連】
  • Italy as a Special Case Study in the Arrival and Success of
    Japanese ‘Cultural Power’ through Anime and Manga (Marco
    PELLITTERI, London Metropolitan University)
    【アニメ・マンガを通じた日本文化の影響下における、特殊なケーススタディとしてのイタリア】
  • “Cool Japan“ and pop culture tourism: Soft Power as seen through
    French Fans’ Trip“ (Clothilde SABRE)
    【クールジャパン・ポップカルチャー・ツーリズム フランス人ファンによる旅行を通じて見る作品の力】
  • The Rise of Otaku Tourism: Contemporary Myths and
    Pilgrimage in Japan (OKAMOTO Takeshi)
    【オタク・ツーリズムのはじまり】
  • “Contents Tourism” in Contemporary Japan: Anime Induced
    Tourism and Re-Evaluations of Local Traditional Culture by
    Young Generation (YAMAMURA Takayoshi)
    【同時代の日本に起きたコンテンツ・ツーリズム:アニメが引き起こしたツーリズムと、若年層による地方民俗文化の再評価】
  • Heroes of Bakumatsu: Contemporary Representations in
    Hakodate’s Tourist Sites (Philip SEATON)
    【幕末の英雄:同時代における函館観光地の描写】
  • ライトノベルの媒体共有性(JEON Taeho, LEE Jaesung)
  • ポップカルチャーを巡って交錯する/せめぎあう境界-
    「日本マニアの幾つかの肖像」へのコメント分析-(Yamamoto Saeri)

このうち、JEON Taeho氏の発表では、ライトノベルの一般的な説明として我々の著書『ライトノベル研究序説』、そして同書所収の佐藤さんが執筆したイラストが例として引用されたとのことです。

【文責:山口】

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